心をつかむ超言葉術vol.1「伝わる。とは思い出せること」
こんにちは。ぼうずです。^^
今回、紹介する本は、阿部 広太郎さん著書の「心をつかむ超言葉術」です。
など数々の賞を受賞されている敏腕コピーライターです。
「いつやるの?今でしょ!」の国民的キャッチコピーの生みの親とのこと。
そんな阿部 広太郎さん注目の新書でグッときたポイントを3つ書いていきます!
今回は1章・2章 編です。
それでは。
ポイント ① #マイ定義をもつ
マイ定義をもつ とはどういうことか。
それは、
「伝わる」に対する定義を自分で持っていないと、伝わるなんてありえない。
ということ。
少し分かり易く言うと、
ゴールが分からないままひたすらに走っても永遠にゴールできないよ。
ということです。
つまり、ゴールを設定する。ということです。
ビジネス本でも、ゴールを設定して仕事をしなさい。とよく書かれてますよね。
やはり本書でも、このゴール設定(マイ定義)をもつことが大事だということをおっしゃっています。
そして、「伝わる」のゴール設定というのは、「思い出せる」ということ。
これは、ビジネスマンひいては、公務員にとって重要なミッションかと思います。
伝わらないのは、それはただの自己満でしかないですからね。
公務員は自己満の仕事をしがちですよね。本当に気をつけたい。
そして、実践として「思い出せる」伝え方を意識しないといけません。
それは何か。
ポイント ② #Less is more
Less is more = 少ない方が豊かである。
これは、とても共感しました。
伝えたい情報は沢山あるが、よりシンプルに伝えるのが大事ですよね。
本書では、
アップル共同設立者スティーブ・ジョブズとリー・クロウの逸話が紹介されています。
リーが紙の玉1つをジョブズに投げ、その次に5つ同時に投げた。
ジョブズは、1つの玉はキャッチできたのに、5つ投げた時は1つもキャッチできなかった。
広告も同じ。悪い広告は詰め込みすぎると、誰にも受け止めてくれない。
と言う話。
なるほど。分かりやすいですよね。何事もそうかもしれません。
プレゼン、資料、報告事、などなど・・・
ビジネスシーンにおいても、要点を絞ることが大事ですね。
そして、受け取る相手のことを思い浮かべて。
ジョブズは、「シンプルであることは、複雑であることよりも難しい。」とも言っています。
それは、シンプルにするために、全体から必要なものだけを拾う、引き算する能力が必要だからでしょう。
まずは、全体を把握し、シンプル化する。
ポイント ③ #素敵禁止ルール
これは、まさしく自分ゴトでした。泣
すごい やばい エモい とても使いやすい言葉の数々がありますね。
阿部さんは、 味の素のような便利な言葉 と表現しています。(おもしろい笑)
阿部さん自身も、味の素のような便利な言葉として、素敵 という言葉を使っていたそうです。そして、私も褒める時は何かとつけて 素敵 と言っていました。
(言われて嫌な気持ちになる人がいない、とても便利な言葉だなー。と超多用していました笑)
しかし、阿部さんは、 素敵 という気持ちの奥にある思いはなんだろう?と問います。
心に芽生えたこの思いに、どの言葉を選ぶのか。
細かい差の積み重ねこそが、言葉で心をつかめるかどうかの違いなってくる
私もめちゃくちゃ使う 素敵 の奥に手を伸ばして、言葉選びを楽しみたいと思いました。(素敵以外の言葉で、表現できたら単純にカッコいいですしね笑)
まとめ
以上、グッときたポイントの1章・2章編でした。
序盤から共感&同感の嵐でした。
ビジネスマン全てが、意識すべき内容だと思います。
シンプルに、そして気持ちの奥にある言葉を選んで伝えなければいけませんね。
明日は、3章からです。^^
では。
グッときた一文メモ
完全に自分の振り返り用です・・・笑
- 印象なんて怒涛のごとく押し寄せる情報の彼方に消えてしまう
- 伝えたとしても伝わるとは限らない
- 基本的に人間はめんどくさがりの動物。おもしろいことは大好き。つまらないものは大嫌い
- 自己紹介の目的は興味の入り口をつくること
- 興味を持たれることは好きになってもらう第一歩
- 人に何かを伝える時 なんとなく は敵
- 自分たちの心を掴む数々の言葉は間違いなく書き手が選び抜いた結果